【VGC2017個別考察】No.147 ボーマンダ
ボーマンダの基本情報
ポケモン名 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ボーマンダ | 95 | 135 | 80 | 110 | 80 | 100 |
600 |
タイプ:ドラゴン/ひこう
体重:102.6kg(「くさむすび」、「けたぐり」の威力100)
特性:いかく
戦闘に出たときに相手の『こうげき』ランクを1段階下げる。
自分の技で相手を倒すと、『こうげき』ランクが1段階上がる。
優秀な特性である『いかく』を持つ600族ドラゴン。ORASではメガシンカして戦う型が大多数を占めていたが、アローラダブルではメガシンカすることができない。それでも当時メガボーマンダの存在しなかったカロスダブルでもトップメタとして君臨していたため、強いのは間違いない。同じドラゴンタイプであるガブリアスと異なり、ボーマンダは攻撃が高い割には特殊型がほとんどを占める。その理由としては、ボーマンダの物理型のメインウェポンがドラゴンクローしかない点にある。反面、ボーマンダは特攻種族値も高めで、尚且つ「りゅうせいぐん」や「だいもんじ」、「ハイドロポンプ」などの高威力技も揃えているので、十分特殊型として運用できる能力を持っていたからである。
ボーマンダの持ち物候補としては、相手を上から殴っていける「こだわりスカーフ」、そこそこの火力を上げるための「いのちのたま」、「りゅうせいぐん」などで多くの相手を一撃で倒すための「こだわりメガネ」、ドラゴン同士の打ち合いに勝つための「ハバンのみ」などが挙げられる。
特性考察
いかく
場に出るだけで相手の攻撃を下げることができる優秀な特性。ボーマンダの特性はほぼこれで決まりだろう。
役に立たない特性という訳でもないが、敵を一体倒す苦労に見合うような効果ではない。無難に『いかく』を選択するべき。
持ち物考察
こだわりスカーフ
序盤は高威力の「りゅうせいぐん」を打ち逃げして、終盤は削れたポケモンを上からどんどん制圧していくような立ち回りができる。カロスダブルにおいては採用率が7割ほどある最もメジャーな道具だった。
いのちのたま
こだわりスカーフと違い、技を打ち分けたり守ったりできるので器用に立ち回ることができる。
こだわりメガネ
相手を一撃で倒すことを重視した道具。
ハバンのみ
ドラゴンタイプのポケモンとの打ち合いに強くなれる。
技考察
りゅうせいぐん
タイプ一致の高火力技。必ず採用したい。
りゅうのはどう
「りゅうせいぐん」と違い、打ったあとの特攻2段階低下のデメリットがないので連打することができる。
だいもんじ
ドラゴン技が通らない鋼タイプに通る技。やや命中が低いが、その分威力は高い。
かえんほうしゃ
だいもんじと違い、命中が安定している。ハッサムを確実に処理したいのなら。
ハイドロポンプ
高威力ではあるが、命中は低い。打ちたい相手はあまり居ないと思われる。
いわなだれ
スカーフと合わせて怯みを狙うこともできる。ファイアローに刺さる。
おいかぜ
ORAS教え技なので習得するかは不明だが、もし習得することができるのであれば素早さ操作技として重宝されるだろう。
型サンプル
スカーフ型
ボーマンダ@こだわりスカーフ
技:りゅうせいぐん/りゅうのはどう/だいもんじ/ハイドロポンプ 特性:いかく
実数値:170-×-100-178-101-152 努力値:C252 D4 S252 性格:ひかえめ
最もメジャーになると予想されるボーマンダのスカーフ型。
いかくをばら撒きながら上から相手を薙ぎ倒すのが基本的な立ち回り。
いのちのたま型
ボーマンダ@いのちのたま
技:りゅうせいぐん/だいもんじ/ハイドロポンプ/まもる 特性:いかく
実数値:170-×-100-162-101-167 努力値:C252 D4 S252 性格:おくびょう
ある程度硬い相手にも打点が取れる小回りの利く型。なるべく抜かれたくないので最速。
相性のいいポケモン
メタグロス
メタグロスの弱点である炎技や地面技を受けて『いかく』を入れることができ、そしてボーマンダの弱点であるドラゴン技、氷技、フェアリー技をメタグロスが受けることができる。
弱点被りではあるが、ボーマンダの横にいるガブリアスが地震を気にせずに打つことができる。単純に種族値が高いコンビなのでガブマンダは強力な並びである。
※この記事は発売前の暫定考察記事です。実際とは違う可能性があります。