【VGC2017個別考察】No.288 カプ・レヒレ
カプ・レヒレの基本情報
ポケモン名 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
カプ・レヒレ | 70 | 75 | 115 | 95 | 130 | 85 |
570 |
タイプ:みず/フェアリー
体重:21.2kg(「くさむすび」、「けたぐり」の威力40)
特性:ミストメーカー
戦闘に出ると5ターンの間、「ミストフィールド」にする。
ミストフィールドの説明
地面にいるすべてのポケモンは状態異常とこんらん状態にならず、また『ドラゴン』タイプの技の受けるダメージが半分になる。
おそらく今作の準伝説ポジションである新ポケモン。場に出るだけであらゆる状態異常と混乱をシャットアウトすることができる新特性『ミストメイカー』に加え、みず/フェアリーというフェアリーの弱点である鋼タイプの技を等倍に抑えることができる優秀なタイプを持っている。他のフィールドと違って「ミストフィールド」には自身のタイプの技の威力を上昇させる効果がないことに加え、みずタイプのポケモンはスイクンやミロカロスをはじめとして高い耐久を持つ傾向があるため、カプ・レヒレも高い耐久を持つのではないかと予想されている。実際高耐久でした。高い耐久を生かしたサポート型がメインになるのではないかと考えられており、ミストフィールドによる混乱無効を利用して「いばる」を味方のポケモンに打って攻撃ランクを2段階上昇させたり、「しぜんのいかり」や「ガーディアン・デ・アローラ」で相手ポケモンを削るような立ち回りが考案されている。他にも「ハイドロポンプ」や「ムーンフォース」を採用したアタッカー型が考案されている。
持ち物候補として、「オボンのみ」、「たべのこし」、「いのちのたま」などが挙げられる。
特性考察
ミストメイカー
「おにび」や「ダークホール」、「でんじは」、「いばる」といったダブルバトルでよく使われる技を戦闘に出るだけで無効にできる優秀な特性。前述したとおり、「いばる」を味方に打つことでデメリットを無効化して攻撃を2段階上昇させることも可能。
ドラゴンタイプの技を半減することもでき、これによりボーマンダの「りゅうせいぐん」やジャラランガの「スケイルノイズ」といった高威力のドラゴン技で味方が一撃死するリスクを回避できる。
持ち物考察
オボンのみ
カプ・レヒレの場持ちを良くすることができる道具
たべのこし
オボンのみと違い、HPが半分以下にならずとも回復することができる
いのちのたま
メイン技である「ハイドロポンプ」や「ムーンフォース」の威力を上げることができる
カプZ(仮称)
Z技である「ガーディアン・デ・アローラ」を使用することができる
技考察
ハイドロポンプ
特殊型の水ポケモンがメイン技として採用することの多い「ねっとう」は、優秀な追加効果を自身の特性で無効にしてしまう。
そのため、この技がカプ・レヒレの主力技になると思われる。
なみのり
命中安定の全体攻撃。
味方を巻き込んでしまうのがネック
ムーンフォース
安定したフェアリータイプのメインウェポン
マジカルシャイン
相手全体を攻撃することができるフェアリー技
しぜんのいかり
耐久が高い相手にも多くのダメージを与えることができる。
ガーディアン・デ・アローラ
現在HPの3/4を削るZ技。この技を受けた相手の多くを次の攻撃で倒すことができる。
型サンプル
通常型
カプ・レヒレ@たべのこし
技:ハイドロポンプ/ムーンフォース/しぜんのいかり/まもる 特性:ミストフィールド
実数値:177-*-135-161-151-105 努力値:H252 C252 D4 性格:ひかえめ
しぜんのいかりとたべのこしで確実に相手を詰めていく型。
特攻に特化することでハイドロポンプとムーンフォースで攻める立ち回りも可能としている。
相性のいいポケモン
アローラガラガラ
『ひらいしん』によりカプ・レヒレの弱点である電気技を吸収することができる。
また、カプ・レヒレが苦手とする毒タイプや炎タイプ技も半減することができる。
※この記事は発売前の暫定考察記事です。