【VGC2017個別考察】No.6 ガオガエン
ガオガエンの基本情報
ポケモン名 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ガオガエン | 95 | 115 | 90 | 80 | 90 | 60 |
530 |
タイプ:ほのお/あく
体重:83.0kg(「くさむすび」、「けたぐり」の威力80)
特性:もうか
HPが1/3以下の時、『ほのお』タイプの技の威力が1.5倍になる。
隠れ特性:いかく
戦闘に出たときに相手の『こうげき』ランクを1段階下げる。
アローラ地方における御三家ポケモンの一匹。隠れ特性がいかくであり、タイプが炎/悪であることから、ウインディとワルビアルの役割を兼ねたようなポケモンであることがわかる。本来なら悪タイプのポケモンはフェアリー技が弱点であるため四体の守り神が居るアローラダブルでは動きづらい存在であるが、炎タイプが加わったことによりその弱点を克服している。これによりフェアリーポケモンの存在を重荷にすることなくメタグロスやゲンガー、アローラガラガラといった強力なポケモンを相手に強く立ち回ることが可能である。専用技のDDラリアットにより、シロデスナなどの防御ランクを上昇させる積みポケモンが相手でも能力ランクを無視してダメージを与えることもできる。また、ねこだましも覚えるためズルズキンのような運用も可能である。
持ち物候補は「とつげきチョッキ」、「いのちのたま」、「こだわりスカーフ」など
特性考察
もうか
ミロカロスの『かちき』を発動させたくなければ採用されるかもしれない。
いかく
ダブルバトルでは最強クラスの特性。ガオガエンは基本的にこの特性になるだろう。
持ち物考察
とつげきチョッキ
『いかく』と合わせて物理と特殊の両面で強くなれる道具
いのちのたま
DDラリアットでH252アローラガラガラを確殺できるようになる(推定)
とつげきチョッキと違いまもるが使える。
こだわりスカーフ
ガオガエンの中途半端な素早さを補うことができる。
準速で最速100族を、最速で準速115族を抜ける。
くろいてっきゅう
トリックルーム下で運用するなら候補となる道具。
トリル下で最遅29族まで抜ける。
なげつけるで威力130にもなる。
技考察
フレアドライブ
ガオガエンのメインとなる炎技。少し反動が痛い。
ニトロチャージ
ガオガエンの中途半端な素早さを補うことができる。
DDラリアット
ガオガエン専用の威力85、命中100の安定した物理悪技。相手の能力変化を無視できるので積みポケモンにも強い。
Throat Chop(英名)
おそらくガオガエン専用の威力80、命中100の安定した物理悪技。これを受けた相手は2ターンの間音技が使えなくなる。
なげつける
くろいてっきゅうを投げればかなりのダメージを出せる。
じしん
ダブルバトルではよく採用される地面技。
きゅうけつ
今作から威力80になった技。相手のHPを吸収できるという効果はとつげきチョッキとシナジーがあるが、悪技と技範囲が被っているのがネック。
とんぼがえり
スカーフと相性がいい技。
ねこだまし
相手を1ターン止めることができるダブルバトルでは強力な技。
バークアウト
相手ポケモン全員の特攻を1段階下げることができる。
型考察
とつげきチョッキ型
ガオガエン@とつげきチョッキ
技:フレアドライブ/DDラリアット/バークアウト/ねこだまし 特性:いかく
実数値:202-183-110-90-111-80 努力値:H252 A252 D4 性格:いじっぱり
とつげきチョッキ+いかくで物理と特殊の両面をカバーした型。
Aを一段階下げられたとしてもDDラリアット一発でH4ゲンガーを倒せる火力を持っている。
こだわりスカーフ型
ガオガエン@こだわりスカーフ
技:フレアドライブ/DDラリアット/Throat Chop/とんぼがえり
いかく+スカーフとんぼがえりにより威嚇サイクルが作れるようにした型。
VGC2015における霊獣ランドロスに近い運用方法になるだろう。
相性のいいポケモン
カプ・コケコ
ガオガエンが苦手とするニョロトノ等の水ポケモンを狩ることができるポケモン。
また、カプ・コケコの苦手とするゲンガーやメタグロスといった相手にはガオガエンが強い。
※この記事は発売前の暫定考察記事です。実際とは違う可能性があります。