【VGC2017個別考察】No.99 ニョロトノ
ニョロトノの基本情報
ポケモン名 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ニョロトノ | 90 | 75 | 75 | 90 | 100 | 70 |
500 |
タイプ:みず
体重:33.9kg(「くさむすび」、「けたぐり」の威力60)
特性1:ちょすい
『みず』タイプの技を受けるとダメージや効果はなくなり、最大HPの1/4回復する。
特性2:しめりけ
全てのポケモンは技『じばく』『だいばくはつ』及び、特性『ゆうばく』が無効になる。
戦闘に出ると5ターンの間、天気が『あめ』になる。
自動で天候を『あめ』にする特性を持つ、雨パーティの要となるポケモン。特性『すいすい』を持つポケモンと並べて威力1.5倍の水技で相手を倒していく並びが有名。しかし、ルンパッパやキングドラ、メガラグラージなどのよく採用される『すいすい』アタッカーがアローラダブルに居ないので、どのような『すいすい』アタッカーが相棒として採用されるのかは注目である。新ポケモンのカプ・コケコとの組み合わせが注目されており、それはニョロトノが天候を雨にすることでカプ・コケコが高威力の必中雷を打つことができるというもの。避雷針を持ち、カプ・コケコのフェアリー技を半減するアローラガラガラもニョロトノ及び『すいすい』アタッカーで牽制することができる。
ニョロトノの持ち物候補としては、中途半端な素早さを補う「こだわりスカーフ」、そこそこ高い耐久を生かした「オボンのみ」、天候を長持ちさせることができる「しめったいわ」などが挙げられる。
特性考察
ちょすい
元々ニョロトノ自身が水技を半減できるため、水技のダメージを減らすという点では特に恩恵はない。『あめふらし』のために存在しているようなポケモンなので素直に『あめふらし』で使うべき。
しめりけ
メタグロスなどの『だいばくはつ』を無効にする特性だが、殆ど役に立つ場面はない。やはり『あめふらし』が無難。
あめふらし
このポケモンの存在意義とも言える特性。数多くのシナジーを生み出す強力な特性。
持ち物考察
こだわりスカーフ
ニョロトノの最もメジャーな道具。中途半端だった素早さを上昇させ、ボーマンダやガブリアスなどの上かられいとうビームを打ち込むことができる。
オボンのみ
ニョロトノのそこそこ高い耐久を生かして多くの攻撃が2発耐えれるようになる。
しめったいわ
天候を持続させることができる道具。万が一ニョロトノが早々に退場してしまっても安心。
技考察
ねっとう
タイプ一致技。命中が安定しており、追加効果のやけども優秀。
なみのり
全体攻撃。味方を巻き込むので少し扱いづらい。
ハイドロポンプ
命中は不安だが、威力が高い。
れいとうビーム
ガブリアスやボーマンダといった氷弱点のポケモンを沈めることができる。
こごえるかぜ
素早さ操作技として扱うことができる。
てだすけ
味方のポケモンの攻撃を1.5倍にすることができる。
アンコール
「まもる」や「ねこだまし」を使ったポケモンを置き物にすることができる。
ほろびのうた
滅びパに組み込んだり、ラスト2体を相手に打ったり。
あまごい
天候を上書きされてしまったときに。
型サンプル
こだわりスカーフ型
ニョロトノ@こだわりスカーフ
技:ねっとう/ハイドロポンプ/れいとうビーム/あまごい 特性:あめふらし
実数値:166-*-95-156-120-122 努力値:H4 C252 S252 性格:ひかえめ
相手のポケモンの上を取って「ねっとう」や「れいとうビーム」で相手を削っていく型。
相手のいたずらごころを持ったポケモンに天候を上書きされたときの為に「あまごい」を覚えさせている。
抜きたい相手次第では性格をおくびょうにしてもいい。
オボンのみ型
ニョロトノ@オボンのみ
技:ねっとう/れいとうビーム/てだすけ/まもる 特性:あめふらし
実数値:197-*-96-156-120-122 努力値:H252 B4 C252 性格:ひかえめ
そこそこ硬いことを生かしてオボンのみで多くの攻撃を耐えれるようにした型。
「てだすけ」で味方のサポートをすることもできる。
相性のいいポケモン
カプ・コケコ
雨状態にすることでカプ・コケコに高威力必中「かみなり」を打たせることができ、ニョロトノはアローラガラガラやメタグロスなどのカプ・コケコの天敵にも強い。
メタグロス
メタグロスの苦手な炎タイプ・ドラゴンタイプのポケモンにニョロトノが強く、特性『あめふらし』の効果でメタグロスが苦手な炎技の威力を半減することができる。また、ニョロトノが苦手とするカプ・コケコに対してメタグロスが強い。
※この記事は発売前の暫定考察記事です。実際とは違う可能性があります。